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夏至のきょう21日は西日本を中心に強い日差しが照り付けて、厳しい暑さとなっています。全国のアメダスのうち真夏日(最高気温30℃以上)地点数は10日ぶりに100地点を超えています。

西日本を中心に厳しい暑さ

夏至のきょう21日は西日本を中心に強い日差しが照り付けて、気温がグングン上昇しています。全国のアメダスのうち真夏日地点数は10日ぶりに100地点を超えています。

午後2時までの最高気温は大分県日田市で34.2℃と猛暑日に迫る暑さとなっています。また、島根県津和野町では33.4℃、豊後大野市の犬飼では33.0℃と今年これまでで一番の暑さとなっています。福岡市や大阪市で31.3℃、金沢市で30.3℃と真夏日となり、厳しい暑さです。

あすも西日本を中心に暑さが続く

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あす22日も西日本では晴れ間がでて、暑さが続くでしょう。最高気温は所々で30℃以上となり、厳しい暑さです。熱中症に「厳重警戒」「警戒」という地点が多くなっています。体調を崩さないよう、暑さ対策をしっかりとなさってください。

新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

① 適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

② できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③ 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤ 日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。