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22日は、東北北部を中心に所々で雷雲が発生する見込みです。25日からは、比較的広い範囲に雨雲がかかるでしょう。沖縄の梅雨明けは、平年より遅れる可能性があります。

沖縄の梅雨明け 平年より遅れる可能性あり

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21日から24日にかけて、前線は、南西諸島付近に停滞する見込みです。沖縄や奄美では、雨や雷雨の日が続くでしょう。雨量が多くなることも考えられます。平年の梅雨明けは、沖縄は21日ごろ、奄美は29日ごろです。沖縄の梅雨明けは、平年より遅れる可能性があります。

21日 北日本の上空にこの時期としては冷たい空気 北海道は雷雨

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21日は、本州付近は、東シナ海に中心を持つ高気圧に、緩やかに覆われるでしょう。北日本付近の上空には、この時期としては冷たい空気が流れ込む見込みです。北海道を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。

九州から東海は、大体晴れる見込みです。関東では、内陸を中心に日が差すでしょう。ただ、雲が広がりやすく、一部でにわか雨がありそうです。東北は、晴れ間が出る所が多いですが、一時的に雨が降る所がある見込みです。北海道は、雲に覆われて、あちらこちらで雨や雷雨でしょう。

22日 上空の冷たい空気の影響続く 東北北部を中心に雷雲発生しやすい

22日も、北日本付近の上空に、この時期としては冷たい空気が流れ込むでしょう。東北北部を中心に大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

東北から中国地方を中心に雲が広がりやすいでしょう。午後は、急に雷が鳴り、雨が降る所がある見込みです。特に雷雲が発生しやすいのは、東北北部です。雷雲の下では、竜巻などの突風が発生することもあります。「雷の音が聞こえてきた」「急に冷たい風が吹いてきた」「日中なら、真っ黒い雲が近づいてきた」といった、雷雲が近づく兆しがあるときは、直ちに建物の中など、安全な場所に移動して下さい。

23日~24日 にわか雨の可能性あり

23日から24日にかけては、上空の寒気は北へ退く見込みです。ただ、本州付近は湿った空気の影響を受けるでしょう。北海道から中国地方では、日の差す所もありますが、にわか雨や雷雨の可能性があります。四国や九州でも山沿いを中心に、一時的に雨が降る所がありそうです。空模様の変化にお気をつけ下さい。

25日~30日 比較的広い範囲に雨雲かかる 本格的な雨も

25日から26日にかけて、前線が北上し、関東付近にかかる見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。関東を中心に雨が降り、発達した雨雲がかかる可能性があります。

27日から30日ごろにかけて、本州付近に南から暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。広く雨が降り、本格的な雨になることも考えられます。

予報には、まだ大きな幅がありますので、最新の気象情報をご確認下さい。

沖縄や奄美の梅雨明け 6月中に発表はなしか?

25日から、前線の北上で、沖縄や奄美は梅雨明け、と思いきや、沖縄や奄美に本格的な夏をもたらす太平洋高気圧は、25日以降も弱いでしょう。沖縄や奄美では、30日ごろにかけて、湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多い見込みです。6月中には、梅雨明けの発表はない、という可能性もあります。