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きょう15日も広く大気の状態が不安定になっています。所々に雨雲や雷雲が発達しており、落雷が多数発生しています。局地的に大雨となり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

所々に雨雲や雷雲

きょう15日も上空の寒気と地上付近の気温の上昇の影響で、広く大気の状態が不安定となっています。また、梅雨前線が沖縄付近に延びています。

このため、北海道から九州、沖縄にかけて、所々で雨雲や雷雲が発達しています。上の図の通り、北海道から関東甲信を中心に落雷も多数発生しています。(なお、上の図の雲放電とは雲の中や雲と雲の間などで発生する放電のことです。)

所々で雨脚も強まり、栃木県日光市足尾で1時間に25.5ミリ(12時28分まで)の土砂降りの雨が降りました。

土砂災害警戒情報が発表されている地域も

13時半現在、岩手県や福島県には「土砂災害警戒情報」が出されている地域があります。大雨のため、土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています【警戒レベル4相当情報】。崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。

大気の不安定な状態が続く

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今夜遅くにかけても、大気の不安定な状態が続くでしょう。所々で雨や雷雨になり、非常に激しい雨の降る所がありそうです。今は雨の降っていない地域でも急な強い雨や落雷、突風にご注意ください。