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12日(土)、日没ごろ、西北西の低い空で細い月と金星が大接近して見えます。

細い月と金星が大接近

6月になって、夕方の西の空に金星が姿を現すようになりました。金星の高度はまだ低く、日の入りから1時間半もすると太陽を追って沈んでしまいます。金星の観察は、西の空が地平線近くまで見通せる場所を探して、太陽が沈んだら、なるべく早くはじめましょう。

きょう12日(土)は、その金星と細い月が接近して見えます。最も近づくときには、月と金星の見かけの距離(角距離)は、わずか1.5度以下になります。1.5度は、月の見かけの直径のわずか3倍です。

きょう12日(土)の各地の日の入りは、札幌19:14、仙台19:00、東京18:57、名古屋19:07、大阪19:12、福岡19:29です。

各地の天気は?

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12日(土)夕方から夜のはじめ頃は、九州から近畿は曇りや雨で、星空観察にはあいにくの天気です。東海や北陸、関東甲信、東北も雲が多いでしょう。ただ、雲には隙間がありますので、チャンスを狙ってみるのもよさそうです。北海道は、日中の雨はやみ、天気は回復、晴れて、星空が見られる所があるでしょう。