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6月のスタートは上空の寒気や冷たい北風の影響で日中の気温が低めとなりますが、その後は本格的な夏へと季節は順調に進んでいきそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめてみました。

1週目(5月29日~6月4日) 農作物の管理に注意。

昨日(27日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。

1週目は最高気温が平年よりも低くなることがポイントとなりそうです。来週の火曜日頃(1日)にかけては上空の寒気や冷たい北風の影響で気温の上がり方が鈍く、日本海側やオホーツク海側を中心に平年より低めの気温が続く見込みです。特にオホーツク海側では日中でも一桁の気温にとどまる日があるでしょう。農作物の管理に注意して下さい。天気は周期的に変化し、月曜日(31日)から水曜日頃(2日)にかけては道内広い範囲で日差しが期待できそうです。

2週目(6月5日~6月11日) 天気はすっきりしないか?

気温は全道的にほぼ平年並みとなる見込みです。札幌では平年の最高気温が20度を超えて、過ごしやすい陽気となる日が多くなりそうです。しかし、北海道付近は気圧の谷の影響を受けやすくなり、曇りや雨の日が多くなる可能性があります。また、太平洋側の沿岸では6月から8月にかけて霧が最も発生しやすい時季に差し掛かります。霧が濃い時には車のライトを点けて運転するなど、安全運転を心がけて下さい。

3~4週目(6月12日~6月25日) 気温は平年並みか高めに。

気温は全道的に平年並みか高めとなる見込みです。道内では例年でも25度を超えるのは珍しくない時期となり、汗ばむ陽気となる日もありそうです。なお、今年はまだ道内で30度を超える真夏日を観測していません。ここ数年は5月までに真夏日を観測していましたが、今年は9年ぶりに6月以降にずれ込みそうです。30度を超えると熱中症による救急搬送の件数が増える傾向となります。特に今時季はまだ暑さに慣れておらず、30度に達していなくても熱中症の危険性が高まります。急に暑くなる時は熱中症など体調管理に十分注意して下さい。