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あす28日(金)は天気が回復し、気温が25℃以上の夏日の所が多くなるでしょう。29日(土)は朝を中心に雨風強まる恐れ。北陸地方の梅雨入りは6月に入ってからになりそうです。

あす28日(金)は天気回復 急な暑さ 熱中症に注意・警戒を

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あす28日(金)の天気のポイントは「急な暑さ」です。

きょう27日(木)に広く雨を降らせた低気圧は北海道の東に離れ、梅雨前線は日本の南海上に南下するでしょう。新潟の中・下越を中心に朝まで雨や雷雨の所がありますが、日中は各地で広く晴れそうです。

強い日差しで気温がぐんぐん上がり、最高気温は25℃以上の夏日の所が多くなるでしょう。20℃に届かずヒンヤリしたきょうと比べ、あすは急な暑さが予想されます。

体がまだ暑さに慣れていませんので、強い日差しのもとで運動や作業をされる方はこまめな休憩や水分補給を心がけるなど、熱中症にはくれぐれもご注意ください。

29日(土) 前線通過 朝を中心に一時雨風強まる恐れ

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梅雨前線は日本の南海上まで南下して停滞しますが、日本海を進む低気圧からのびる前線が北陸地方を通過する見込みです。

上空に寒気が流れ込む一方で、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、29日(土)未明から朝を中心に大気の状態が不安定となりそうです。朝を中心に雷が鳴ったり、雨や風が強まる恐れもありますので、今後の情報に注意してください。

日中は天気が次第に回復して、晴れ間も出るでしょう。

北陸地方の梅雨入りはいつ?

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北陸地方の梅雨入りの平年は6月11日ごろです。

梅雨前線はこの先も日本の南海上に停滞することが多く、5月中の梅雨入りの可能性は低いでしょう。

一方、週間天気図をみると、梅雨前線はこのあと6月3日ごろに北陸付近まで北上してくる予想で、このタイミングで梅雨入りの可能性がありそうです。

梅雨入り前の晴れ間を利用して、側溝や排水溝の点検や掃除、いざというときの避難場所や避難経路、非常用品の確認、食料品や生活用品を多めに買っておくなど大雨への備えは早めに済ませておきましょう。

また、きょう発表された1か月予報によると、6月の気温は平年より高い予想です。急な暑さによる熱中症や食品の管理などにも十分ご注意ください。