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東北は今夜は2段階で雷雨の恐れ。あす26日は皆既月食が楽しめそうです。観測のポイントは?

今夜の雷雨①

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まずは今夜(25日)の雷雨から。降り方は2段階です。

初めに雷雨の恐れが高まるのが福島県を中心とした東北南部です。

午後5時半現在、福島県や宮城県の一部に雨雲や雷雲がかかり始めています。福島県の中通り、浜通りを中心に局地的に1時間に30ミリの激しい雨や雷雨の恐れがあります。

ピークは午後9時前後から深夜0時頃となりそうです。アンダーパスの浸水、落雷、突風などに十分ご注意ください。

今夜の雷雨②

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2回目のピークは秋田県~山形県で、今夜日付の替わる頃からあす26日明け方にかけてです。

こちらも短い時間に強い雨が降ったり、落雷、突風の恐れがあります。

お休みの時間と重なりそうです。部屋のカーテンや雨戸を閉めて、なるべく窓から離れてお過ごしください。

あす26日夜は皆既月食 ポイントは月の低さ

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あす26日は月が地球の影に覆われる皆既月食が起こります。東北は広く晴れて、天体ショーが楽しめそうです。

仙台市天文台によると、月が欠ける部分月食が始まるのは、あす26日午後6時44分頃からです。

月は時間とともに欠けていき、午後8時9分頃から午後8時28分頃の約20分間、皆既月食となります。写真のような赤黒い「赤銅(しゃくどう)色」をした月が観察できそうです。

その後、午後9時52分頃に部分月食が終わり、約3時間にわたって月食を観察することができます。

あすの月は多くの地域で欠けた状態で昇る「月出帯食(げっしゅつたいしょく)」となります。

仙台の月の出は月食より早い午後6時41分ですが、街中からは建物などの影響で欠け始めから見るのは難しそうです。

ただ、地平線や水平線が見えるような場所なら、欠け始めから見られるチャンスがあるかもしれません。

今回の皆既月食は、こぶしを縦に2つ分くらいにした間の低い空で起こります。

観察の一番のポイントは、南東方向に開けた、見晴らしの良い場所から見ることになりそうです。

tenki.jpの天気予報から、当日の各地の天気や気温も確認できます。参考になさってください。