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24日月曜の最高気温は、沖縄県波照間島では34.0℃と、今年これまで、全国で最も暑くなりました。東京や金沢は7月並みでしたが、高知や広島は4月並みでした。

日差しで気温上昇

24日月曜は、梅雨の晴れ間となった沖縄では、暑さが続きました。15時30分までの最高気温は、沖縄県波照間島で34.0℃と、今年これまで、全国1位の暑さでした。また、波照間島での、1979年の統計開始以来、5月1位の値を更新しました。

また、日差しが出た東日本や北日本も、所々で、季節を先取りした暑さとなりました。金沢は23日日曜より9℃も高い29.5℃と7月中旬並み、東京は28.0℃と7月上旬並み、福島は27.0℃と6月下旬並みでした。横浜や富山は、今年これまで、最も暑くなりました。

雨と北風で 昼間も気温は上がらず

一方、西日本は広く雨が降り、ヒンヤリした北よりの風が吹いたため、昼間も気温が上がりませんでした。

最高気温は、高知は21.3℃と4月中旬並み、広島は21.9℃と4月下旬並み、福岡は22.6℃と5月上旬並みでした。高知の最高気温は、8時台に観測された値で、広島や福岡の最高気温は、未明に観測された値でした。

25日火曜は 夏日続出

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25日火曜は、九州から東北は広く晴れて、最高気温が25℃以上の夏日地点が増えるでしょう。27℃前後まで上がる所が多く、昼間は半袖で過ごせそうです。

一方、沖縄は30℃近くまで上がるでしょう。梅雨空で、気温だけでなく、湿度も高いため、蒸し暑くなりそうです。体調管理はもちろん、食品の管理にも、ご注意ください。

新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。