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沖縄県波照間島は、季節を先取りした暑さが続いています。21日金曜15時30分までの最高気温は33.6℃と、5日連続して「32℃以上」を観測し、5日連続して「全国1位」の暑さとなりました。

波照間島 全国1位の暑さが続いた

今週は、前線が本州付近に停滞する日が多く、平年だと梅雨の真っ只中であるはずの沖縄では、日差しの降り注ぐ日が多く、季節を先取りした暑さが続いています。

沖縄県の波照間島では、21日金曜15時30分までの最高気温が33.6℃と、5日連続して「32℃以上」になりました。波照間島で最高気温が32℃くらいというのは、平年の値では、6月下旬から8月並み。ちょうど沖縄の梅雨が明けて、盛夏となる頃の暑さです。

また、波照間島の最高気温は、17日月曜から5日連続して「全国1位」となりました。

沖縄 22日土曜は梅雨空 蒸し暑く

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沖縄では、22日土曜は、暑さの質が変わるでしょう。

梅雨前線が南下するため、沖縄は、広い範囲で梅雨空が戻りそうです。最高気温は、21日金曜と同じか低く、30℃前後の予想ですが、湿度が高くなりますので、かなり蒸し暑く感じられそうです。熱中症対策を心がけてください。

新しい生活様式における 熱中症予防行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。