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北陸にまもなく本格的な雨の季節到来、大雨への備えや熱中症対策を万全にしましょう。

16日から大雨に要警戒!

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きのう気象台から発表された1か月予報によると、この先は夏の太平洋高気圧が強まり、前線はグッと北に押し上げられる見込みです。6月中旬にかけて、北陸地方は低気圧や前線の影響を受けやすいでしょう。平年に比べ降水量は多く、日照時間は少ない予想となっています。

16日(日)以降は前線が本州付近に停滞しやすくなる見込みです。特に17日(月)頃は前線が北陸付近に停滞し、警報級の大雨となるおそれが出ています。その後も、前線は強弱を繰り返しながら断続的に本州付近に停滞するでしょう。来週末の21日(金)~22日(土)も大雨となる可能性があります。

記録的に早い梅雨入りか?

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北陸地方の梅雨入りの平年日は6月11日頃です。

過去最も早い梅雨入りは5月22日頃(1956年)でしたから、もし、5月16日(日)に梅雨入りが発表されれば、統計開始以来最も早い梅雨入りとなります。本格的な雨の季節は目前まで近づいています。雨への備えを万全にして下さい。

※梅雨の期間に関しては、9月初めに実際の天候経過を考慮して気象庁が確定値(統計値)を発表しています。北陸地方では過去に数回梅雨入りや梅雨明けの期日が変更されています。

熱中症や食品の温度管理にも十分注意

この先、気温や湿度が上がり、蒸し暑い日が次第に増えるでしょう。この時期は、まだ暑さに身体が慣れていない上、コロナ禍でマスク着用が求められています。高温や多湿の環境下でのマスク着用は、熱中症リスクを高めてしまいます。こまめに水分を補給するなど熱中症には十分注意して下さい。

また、食中毒が多くなる時期にさしかかります。食品保管の際は商品に記載されている保存温度を守るなど、食中毒を予防していきましょう。