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あす25日(日)の明け方、「きぼう/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです!時刻や観測のポイント、あすの天気をまとめました。

見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所が多くなっています。あす25日(日)は、東北から九州・沖縄にかけて、午前4時14分頃から見られる所が多くなるでしょう。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。飛行機だと光が点滅しますが、きぼうは光がスーッと動いていく様子をとらえることができます。

あす25日 明け方の天気

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あす25日(日)の明け方は、九州や四国など西日本は晴れて、きぼうを見られる所が多いでしょう。東海や関東など東日本は、雲の間から観測のチャンスありです。きぼうを持って空を見上げてみて下さい。東北は太平洋側を中心に見られる所があるでしょう。一方、北陸は雲が多く一部で雨、北海道は広く雨で北部や東部を中心に雪となり観測にはあいにくの天気となりそうです。

きぼうが見られる所も、明け方はひんやりします。暖かくして観測して下さい。

※順調にいけば、きょう24日午後6時10分頃(日本時間)、星出さんが乗る宇宙船が国際宇宙ステーションに到着する予定です。あす25日(日)の明け方、星出さんと野口さんが乗るきぼうに手を振ってみては?