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今週、九州は乾いた晴天が続き、最高気温が25度以上の夏日が続出するでしょう。また、台風2号が今週後半に沖縄の南海上へ進む影響で、九州も次第に波が高くなる見込みです。

きょう19日 朝と昼の気温差20度近く

けさの九州はおだやかに晴れて、放射冷却現象が強まったため、各地で寒い朝になりました。最低気温は本県阿蘇市乙姫で-1.5度、大分県由布市湯布院は-1.1度など、九州の山沿いは氷点下の冷え込みでした。

日中も晴天が続き、最高気温は20度前後まで上がりすがすがしい陽気でしょう。朝と昼間の気温差が山沿いでは20度近くにもなります。調節のしやすい服装がよいでしょう。

今週は安定した晴天 空気乾燥

今週、九州は大陸から進んでくる乾いた高気圧に覆われ、安定した晴れの天気が多いでしょう。空気の乾燥も続き、火災が起こりやすい気象状態になりますので、火の取り扱いには十分ご注意下さい。

また、あす20日以降は次第に気温が上がり、今週後半にかけて最高気温が25度以上の夏日が続出する見込みです。夏日になると、日中は汗ばむ陽気で半袖で過ごせるくらいになります。ただ、朝晩はひんやりする日もあり、一日の中の気温変化が大きいですので、服装や体調管理にはお気をつけ下さい。

台風2号の影響は

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台風2号は、きょう19日午前9時現在、猛烈な強さでフィリピンの東海上をゆっくり北西へ進んでいます。今後、次第に北上し、23日(金)ごろに進路を北東へ変えて強い勢力で沖縄の南海上へ進むでしょう。

今のところ、九州への直接の影響はありませんが、台風2号の北上に伴い九州南部を中心に海上は台風からのうねりが入り、今週後半は次第に波が高くなるおそれがあります。また、週末を中心に気圧の傾きが大きくなるため、風がやや強まる見込みです。

なお、台風の予想進路や強さは今後変わる可能性もありますので、最新の情報をご確認下さい。