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4月14日に気象庁は、2021年3月の世界の平均気温偏差を発表しました。

3月の世界平均気温

2021年3月の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1981〜2010年の30年平均値)からの偏差は+0.32℃(速報値)でした。昨年2020年3月の+0.59℃と比べて下がりましたが、1891年の統計開始以降、6番目に高い値となりました。

これまでの平年より高い年 1位~5位

正偏差が大きかった年を1位から並べると

①2016年(+0.64℃)、②2020年(+0.59℃)、③2017年(+0.48℃)、④2019年(+0.44℃)、⑤2018年(+0.34℃)となっています。

世界の3月平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.90℃の割合で上昇しています。