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今年の花粉は、ヒノキも西からピークを過ぎてきましたが、まだ油断はできません。この先1週間は「多い」予想の所もあるでしょう。「少ない」予想の所でも、花粉に敏感な方は、対策を心がけてください。

きょうの花粉飛散予測は?

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10日土曜は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。日中は、全国的に晴れて、空気が乾いてきそうです。そのため、広い範囲で、花粉が飛びやすくなるでしょう。

スギ花粉は、ピークを過ぎている所がほとんどですが、東北では北部を中心に、まだ注意が必要です。ヒノキ花粉は、四国や近畿、東海、北陸を中心に、花粉の飛ぶ量が増えそうです。

少ない表示の所でも、花粉に敏感な方は、引き続き対策を心がけてください。

この先1週間 まだ花粉は「多い」日も

今年の花粉シーズンは、スギ花粉だけでなく、ヒノキ花粉も西からピークを過ぎてきて、そろそろ終わりが近づいてきました。この先1週間、福岡では、連日「少ない」予想です。

ただ、その他の所では、まだ「多い」予想の日もあるでしょう。

大阪や名古屋、仙台では、11日日曜以降、来週前半は「多い」予想の日が続きそうです。東京も12日月曜からは、連日「多い」でしょう。

13日火曜は西から天気が崩れ、14日水曜は広い範囲で雨が降るので、花粉の飛ぶ量はいったん落ち着きますが、一時的です。15日木曜からは、名古屋や東京では、また「多い」予想になっています。

東海や関東では、ヒノキ花粉のピークは、4月中旬までと予想されていますので、花粉対策を続けてください。

コロナ禍の花粉対策 特に注意したいこと

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今年は、いつもの年の花粉対策に加え、新型コロナウイルス感染予防対策も欠かせません。

換気をしながら、花粉を室内に入れないようにするには、レースのカーテンをしながら、窓を開ける幅を10センチ程度にするのがおススメです。この状態だと、窓やカーテンを全開にした時と比べて、部屋の中に入ってくる花粉の数を、およそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をして、カーテンは定期的に洗濯してください。

また、この時期は、新年度に入ったばかりで、生活が変わったという方も大勢いらっしゃると思います。一般的に、睡眠をよくとること、規則正しい生活習慣を身につけることは、正常な免疫機能を保つために重要なポイントです。鼻の粘膜を正常に保つためには、風邪をひかないこと、飲酒、喫煙を控えることなども、心がけてください。