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花粉の飛ぶ量は、今日は一時的に落ち着く所もありますが、油断はできません。明日以降は、花粉の飛ぶ量は、広い範囲で一番上のレベルの「非常に多い」予想です。花粉対策は、いつまで必要なのか、まとめました。

今日 花粉が多い所は?

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28日日曜は、発達した雨雲が東へ進むでしょう。九州は午前中は雨で、中国、四国は夕方まで傘が必要な所もありそうです。近畿から東北は、昼頃から雨の範囲が広がるでしょう。このため、雨が降る時間帯は、花粉がいったん落ち着きますが、雨の前後では、花粉に注意が必要です。

花粉飛散予測マップを見ますと、スギ花粉は、東北北部を中心に、午後になると飛びやすいでしょう。ヒノキ花粉は、九州では、雨が止んでくる夕方は、飛ぶ量がグンと増えそうです。「少ない」予想の所でも、花粉に敏感な方は、少しの花粉でも症状がでる可能性があります。対策を忘れないでください。

この先1週間も まだ「非常に多い」予想

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そして、花粉シーズンは、まだまだ続くでしょう。

花粉が飛びやすい条件には「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して、風が強い日」「雨上がりの翌日や、気温の高い日が2~3日続いた後」があげられます。

29日月曜は、「雨上がりの翌日」で「晴れて気温が高い日」なので、福岡や大阪、名古屋、東京など広い範囲で、花粉が大量飛散するでしょう。

30日火曜以降は、仙台でも、一番上のレベルの「非常に多い」日が続く予想です。この先1週間も、万全な対策が欠かせない日が多くなりそうです。

ただ、週の後半になると、福岡では、花粉の飛ぶ量は、だんだん少なくなってくるでしょう。

花粉対策 いつまで?

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花粉対策が、いつまで必要なのか、気になる方も大勢いらっしゃると思います。

「2021年 スギ・ヒノキ花粉のピーク予測」を見てみますと、福岡、高松、広島、大阪では、4月上旬になると、ピークは徐々におさまってくるでしょう。一方、名古屋や東京では、花粉のピークはスギからヒノキに移っていて、4月中旬までピークが続きそうです。金沢や仙台は、ヒノキのピークはありませんが、スギ花粉には、まだ注意が必要です。

年度替わりの何かと忙しい時期ですが、不規則な生活や、睡眠不足は、花粉症の症状を更に悪化させます。対策をしっかりして、お過ごしください。