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3月28日から29日にかけて、春の嵐になる恐れがあります。南風でかなりの高温になる所もあるでしょう。ただ、季節の進みは、このまま加速し続けることはなさそうです。

1週目(3月27日~4月2日)

気象庁が25日に発表した1か月予報によると、3月27日から4月2日は、日本付近は、暖かい空気に覆われる日が続くでしょう。北海道でも、最高気温は、10℃以上の日が続く所があるなど、全国的に最高気温は、平年より高い日が続く見込みです。最低気温も、平年より高い日が続く所が多いでしょう。

28日から29日にかけて、気圧の谷が日本付近を通過する見込みです。広く雨が降り、南風が強まるでしょう。荒れた天気になる恐れもあります。南風で、さらに気温が上がる所もあるでしょう。関東付近では、29日の最高気温は、25℃前後まで上がる所が多い予想です。積雪の多い地域では、雪どけによる土砂災害やなだれなどに注意が必要です。

2週目(4月3日~4月9日)

4月3日から4月9日も、日本付近は暖かい空気に覆われやすいですが、顕著な高温傾向は弱まる見込みです。この期間を通しての平均気温は、沖縄・奄美は、ほぼ平年並みでしょう。九州から関東は、平年より高い見込みです。というものの、季節を先取りしすぎる気温が続くことはなさそうです。最低気温は、関東などで10℃を下回る日が続く所もあるでしょう。東北と北海道は、平年並みか高い予想です。

天気は、晴れや雨が続くことはないでしょう。春らしく、短い周期で変化する見込みです。ただ、沖縄・奄美では、湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて、曇りや雨の日が少ないでしょう。

3~4週目(4月10日~4月23日)

4月10日から4月23日は、この期間を通しての平均気温は、全国的に、ほぼ平年並みの予想です。例年の春のように、朝はヒンヤリしたり、寒の戻りとなることがあるかもしれません。

天気は、短い周期で、晴れや雨を繰り返す所が多いですが、沖縄・奄美では、引き続き、湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて、曇りや雨の日が少ないでしょう。

さて、日本気象協会が25日に発表した「2021年桜開花予想(第7回)」では、東北北部も、桜の季節になる見込みです。