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あす22日(月)は、雨を降らせた前線は東へ離れ、西からは高気圧に覆われる。天気が回復する所が多いが、雨上がりで花粉が非常に多く飛ぶ所も。万全の対策を。また、きょう21日(日)の雨が催花雨(さいかう)となって、今週は東京や福岡などで、桜の満開の便りが届く可能性も。

九州から東海は天気が回復 花粉が非常に多く飛ぶ所も

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きょう21日(日)は低気圧や前線の影響で、全国的に雨が降り、北海道でも雪から雨に変わった所が多くなりました。

四国や紀伊半島、東海を中心に活発な雨雲がかかりました。

午後3時までで、1時間降水量で最も多かった所は、高知県田野町で40.0ミリ。

和歌山県護摩壇山では33.5ミリが観測され、3月としては1位となりました。

24時間降水量で多かった所は、静岡県天城山で239.5ミリ、高知県室戸市佐喜浜で194.0ミリでした。

また、高知県田野町では168.0ミリを観測し、3月としては1位の記録となりました。

活発な雨雲は、昼頃からは関東にもかかってきています。

関東も、きょう21日(日)の夜にかけて非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

また、太平洋側を中心に風が強まり、最大瞬間風速で20メートルを超える強い風が吹いた所もありました。

あす22日(月)は、低気圧や前線は離れ、西から高気圧に覆われてくる見込みです。

九州から東海は天気が回復して、雨上がりのため、花粉の飛ぶ量が非常に多くなる所がありそうです。

花粉症の方は、しっかりと対策をなさってください。

関東は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、夜は南部を中心に、にわか雨がありそうです。

北陸や東北から北海道の日本海側は、寒気の影響で雨や雪が降りやすく、北陸ではカミナリの伴う所もあるでしょう。

催花雨で東京は桜満開が間近か?

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今年2021年は3月11日(木)に広島で桜の開花がスタートし、記録的な早さで開花している所が多くなっています。

桜前線は早いペースで北上し、20日(土)は水戸と宇都宮で、きょう21日(日)は奈良と前橋で桜が開花しました。

きょうの雨が催花雨(さいかう)となって、まだ開花していない地域の桜のつぼみもさらに膨らみそうです。

tenki.jpの桜開花予想によると、26日(金)に金沢や福島で、28日(日)に仙台で桜が開花する予想になっています。

また、tenki.jpの桜満開予想では、あす22日(月)は東京で満開へ。

福岡や広島も桜の満開は、まもなくでしょう。

近所の桜の様子を見ながら、春を満喫するのも良さそうですね。