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きょう(18日)は、全国で広く国際宇宙ステーション「きぼう」が見られます。肉眼でも観測することができます。「きぼう」に手を振ってみませんか?

「きぼう」の見える時刻と方角は

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設です。その中に「きぼう」という名の日本の実験棟があるのは有名です。国際宇宙ステーションはサッカー場くらいの大きさがあって、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

きょう(18日)は、午後7時39分から45分頃にかけて、日本海から北海道の上空を通過することから、西日本から北日本の広い範囲で「きぼう」を観測するチャンスです。

国際宇宙ステーションの光は飛行機よりも早く、流れ星よりもゆっくりと移動していきます。図は、各地の最大仰角の時刻と見える方角をまとめたものです。図の時刻の3分ほど前から見え始めます。なるべく視野を広くして探すのがポイントです。

今夜の天気は

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日本付近は高気圧の圏内で、晴れる所が多く、広い範囲できぼうを観測できるでしょう。

ただ、沖縄や奄美は、湿った空気の影響で、一部でにわか雨が降りそうです。関東も雲の広がる所があるでしょう。また、東北から北海道の日本海側の地域では、寒気の影響を受けて雲が広がりそうです。それでも、こうした地域でも、雲の隙間から国際宇宙ステーションの光を見られるかもしれません。

きょう日中は暖かく、春の陽気となっていますが、日が落ちてからは気温が下がります。屋外で観測する際は、寒くない格好でお楽しみください。