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この週末も、スギ花粉に注意が必要です。さらに来週も、花粉の飛ぶ量が「非常に多い」予想の所があるでしょう。気になるピークについて、スギだけでなくヒノキに関しても、まとめました。

花粉に注意が必要なのは? 特に多い時間帯は?

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6日土曜は、九州から関東甲信、東北南部では、最高気温が平年より高く、4月並みの所もあるでしょう。このため、スギの開花が進みそうです。

花粉が特に多く飛散する時間帯は「昼前後」と「夕方」です。6日15時のスギ花粉飛散予測を見てみますと、特に注意が必要なのは東海や関東甲信が中心ですが、九州から関東甲信だけでなく、東北南部の太平洋側でもスギ花粉の飛ぶ所があると予想されています。敏感な方は、花粉の量が少なくても、症状が出てしまいますので、対策を忘れないでください。

7日日曜以降も、九州から関東甲信では、スギ花粉に注意が必要な日が続きます。7日日曜から9日火曜にかけて、東京では連日「多い」予想です。10日水曜から12日金曜にかけては、名古屋と東京で、一番上のランクの「非常に多い」日が続くでしょう。

さらに、花粉に注意すべきエリアは北へ広がり、仙台でも11日木曜と12日金曜は「多い」予想になっています。しっかりした対策を心がけてください。

花粉のピーク スギの後はヒノキへ

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気になる各地の花粉のピークについて、詳しく見ていきます。

福岡から大阪では、スギ花粉は峠を越えてきますが、3月中旬から下旬にかけては、今度はヒノキの花粉のピークを迎えるでしょう。ヒノキの花粉によって症状がでる方も、早めの対策が必要です。

名古屋や東京では、3月中旬までスギ花粉のピークが続きそうです。4月上旬には、名古屋や東京でも、ヒノキの花粉がピークとなるでしょう。

金沢や仙台は、3月中旬から下旬に、スギ花粉のピークを迎えそうです。

外出におススメ 花粉対策は?

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

①マスク

新型コロナウイルスの感染予防として、マスクを使用している方が大勢いらっしゃるかと思いますが、花粉を吸いこむ量も、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)で、鼻に入る花粉がさらに減少することが分かっています。

②メガネ

メガネを使用しない場合に比べて、眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネでは、およそ65%も減少するという実験結果があります。

③一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。