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2021年2月24日までの90日間の日照時間の合計は、九州から近畿を中心に、平年より多くなりました。鳥取市や島根県松江市では、この冬の日照時間が300時間を超えました。松江市で300時間を超えるのは、22シーズンぶりです。

鳥取や島根県松江 この冬の日照時間合計300時間超える

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上の図は、2020年11月27日から2021年2月24日までの90日間の日照時間の合計です。九州から近畿を中心に、冬型の気圧配置になっても、長続きしなかったなどの影響で、日照時間の合計は、平年より多くなりました。

山陰では、日照時間が少ない時期ですが、24日、鳥取市では、この冬(2020年12月~2021年2月)の日照時間の合計が、300時間を超えました。鳥取市の冬の日照時間合計は、平年は238.5時間で、300時間を超えたのは17シーズンぶりです。

25日には、島根県松江市でも300時間を超えました。松江市の冬の日照時間合計は、平年は235.6時間で、300時間を超えたのは22シーズンぶりです。

向こう1か月の日照時間 山陰など平年並みか少ない予想

日本海側では、多くの所で、これから日照時間が多くなる時期です。ただ、25日に気象庁が発表した1か月予報によると、向こう1か月は、本州付近は、低気圧の影響を受けやすい見込みです。九州北部や山陰、近畿北部の日照時間は、平年並みか少ない予想です。北陸や東北の日本海側は平年並みでしょう。北海道の日本海側は、平年並みか多い予想です。