メイン画像
メイン画像

21日(日)・22日(月)をピークに、日中の気温がグンと上昇。九州から関東はスギ花粉の飛散量が急増。非常に多く飛ぶ所も。

あす 九州で非常に多い予想

画像A
画像A

あす19日(金)正午の「スギ花粉 飛散予測マップ」では、九州から関東でスギ花粉の飛散が予想されています。九州の一部や四国では濃いオレンジの所もあり、「非常に多い」または「多い」となっています。

あすは冬型の気圧配置が緩み、寒さが和らぐでしょう。日中の気温はきょう(18日)より高くなることに加えて、沿岸部では南よりの風が強まる所が多くなりそうです。花粉が飛びやすい条件に当てはまるため、花粉で症状が出る方は、しっかり対策をなさって下さい。

本格的な花粉シーズンに

画像B
画像B

21日(日)と22日(月)はさらに暖かくなり、花粉の量も比例して「非常に多い」所が増えるでしょう。九州から関東では最高気温が20度前後まで上がる予想です。東京の20度は4月下旬並みで、日差しのもとでは過ごしやすいと感じられるくらい。日中は春物のコートか薄手の上着で過ごせるでしょう。

洗濯日和、換気日和となりますが、家の中に入りこむ花粉にも要注意です。洗濯ものを取り込む際には、しっかり花粉を払い落すなど、対策が欠かせません。また外出される際には、服装やマスクなど少しの工夫で、症状の緩和につながります。

外出時の花粉対策

画像C
画像C

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ 一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。