メイン画像
メイン画像

関東甲信地方の雨や雪のピークは過ぎましたが、関東北部の山沿いや甲信では、引き続き雪崩や路面の凍結に注意が必要です。

都心など積雪のおそれはなくなる

画像A
画像A

きょう24日は、前線や低気圧の影響で関東甲信地方では雨や雪が降っています。

関東北部や甲信では標高の高い所を中心に、降り始めからの降雪量が10センチ以上となった所もありました。

一方、関東南部ではおおむね雨で推移し、当初予想された雪の影響は、ほとんどありませんでした。

予想よりも冷気の流れ込みが限定的に

画像B
画像B

関東南部を中心に、当初予想よりも雪の影響は限定的となりました。

大きな理由としては、平野部への冷気の流れ込みが予想よりも弱かったことが挙げられます。

また、大気下層の湿度が高かったこともあり、平野部では雨が雪に変わりにくかったと考えられます。

関東平野部は雪の降る条件が複雑で、気温や湿度などのわずかな差で、雨か雪かが大きく変わってしまう、特殊な地理的性質があります。

今回の事例も貴重なデータとして、今後の予想に活かしていきます。

夜にかけて傘が手放せず

画像C
画像C

関東甲信地方は、このあと夜にかけても雨や雪の続く所が多い見込みです。

関東北部の山沿いや甲信では雪のピークは過ぎたものの、引き続き、積雪や路面凍結による交通への影響などに注意が必要です。

関東南部の平野部は積雪のおそれはなくなりましたが、夜も冷たい雨が降ったりやんだりです。

気温が低く、北風の強まっている所があるため、このあとも暖かくしてお過ごし下さい。

あすは天気回復も雪崩等に注意

画像D
画像D

あす25日の関東甲信地方は、高気圧に覆われて、天気が回復する見込みです。

雨や雪は朝までには止む所がほとんどで、日中は各地で晴れそうです。

ただ、朝は北部を中心に冷え込むため、積雪や路面凍結による転倒や車のスリップに注意して下さい。

また、日中の気温はきょうよりも大幅に上がり、各地で3月並みの暖かさになります。

積雪の多い地域では、落雪や雪崩にも注意が必要です。