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今度の土曜日(23日)と日曜日(24日)は、太平洋側を中心に広い範囲で雨が降るでしょう。低気圧の発達具合によっては大雨や荒れた天気の恐れもあります。太平洋側では、1月1日から20日までの降水量が、平年に比べ少なくなっていますが、久しぶりにまとまった雨になりそうです。

太平洋側はカラカラ 降水量が平年比20パーセント未満

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この時期の太平洋側は、雨の量が少なく、乾燥した日が続きますが、今年は平年よりも雨の量が少なくなっています。1月1日から20日までの降水量は平年に比べ、名古屋で5パーセント、大阪で18パーセント、広島で5パーセントと少なく、東京都心や大分では、1ミリ以上の降水を観測した日がありませんでした。

土曜日と日曜日 雨のポイントは?

ただ、この雨の少ない状態は解消しそうです。

土曜日と日曜日は、本州の南を低気圧が進む見込みです。このため、西日本から東日本の太平洋側を中心に雨が降りそうです。

今回の雨には2つポイントがあります。1つは雨の降る時間が長いことです。低気圧が近づく前から「気圧の谷」や「湿った空気」の影響を受けるため、雨の降る時間が長くなることが予想されます。

もう1つは、大雨や風の強まる恐れがあることです。低気圧は発達しながら進み、低気圧に向かって湿った空気がどんどん流れ込むので、雨や風の強まる恐れがあります。傘をさしていても、濡れてしまうくらいの強い雨や、傘がさせないくらいの、強い風の吹く可能性があります。

低気圧のコースや発達具合は、まだ定まってない部分がありますので、今後の最新の情報にご注意ください。