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きょう19日18時過ぎ、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)が見られるチャンスです。観察の際は、暖かい服装で。

見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設です。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前で、ISSはサッカー場くらいの大きさです。条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。日本人宇宙飛行士の野口聡一さんも長期滞在しています。

上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所が多くなっています。きょう19日は、九州から北海道は18時9分頃~12分頃にかけて、見られるチャンスがあります。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すとよいでしょう。

夜は北風が続き一層冷える 観察は暖かい服装で

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きょう19日夜は、九州と四国から北海道の太平洋側は、晴れる所が多く、きぼうを観察するのによさそうです。

今夜も、広く北よりの風が強めに吹き、朝より気温が低くなる所が多いでしょう。風を通しにくい暖かい服装で観察してください。