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あす17日(日)は春の陽気が一転。真冬の空気に入れ替わり、厳しい寒さに。あすの東京の最高気温は8度と、きょう16日(土)より10度以上も低くなりそう。

あす 全国的に冷え込む

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あす17日(日)は日本付近は冬型の気圧配置となり、上空には寒気が流れ込んできます。上空1500メートル付近でー9度以下の強い寒気が九州北部や瀬戸内付近まで南下。全国的に冷え込みそうです。あすは寒いだけでなく、きょう16日(土)との気温差が大きいため、体調管理に注意が必要です。

あすの最高気温は、きょうより5度以上低い所がほとんどで、福岡や広島、東京などではきょうより10度ほど下がるでしょう。九州から関東は、日中でも10度に届かない所が多く、冷たい北または西の風が吹くため、体感温度が下がりそうです。東京都心はきょうの最高気温が18.7度(午後3時まで)、あすは8度の予想、その差は約11度。時期でいうと4月中旬(春本番の陽気)から1月下旬~2月上旬頃(真冬並みの厳しい寒さ)と、体にこたえる気温差です。

雪が降る山陰から北海道の日本海側では、日中もあまり気温が上がりません。きょうは朝より日中の方が気温の低い所が多くなりましたが、あすは一日を通して凍えるような寒さが続くでしょう。

その先は?

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12月の記録的な大雪に始まり、この冬はたびたび強い寒気が流れ込んでいます。12月17日から30日間の気温の平均は全国的に平年より低くなっています。九州から近畿、東北と北海道は平年差ー2度以上の所が多く、低温傾向であることが分かります。

この先、20日(水)にかけては全国的に寒中らしい寒さが続くでしょう。ただその後は、寒さが和らぎそうです。21日(木)頃からは、沖縄や奄美、九州から関東甲信、北陸は寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われやすくなります。気温は平年よりかなり高い日もある見込みで、北陸など積雪の多い地域では、なだれによる災害に注意が必要です。