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昨日13日の朝、長野県諏訪湖が「全面結氷」したと発表されました。諏訪湖が全面結氷したのは3シーズンぶりで、今後の冷え込みにより「御神渡り」の可能性もありそうです。

諏訪湖で「全面結氷」 3シーズンぶり

昨日13日の朝、長野県諏訪湖の「御神渡り」の判定をつかさどる八劔(やつるぎ)神社は、諏訪湖が「全面結氷」したことを宣言しました。諏訪湖が全面結氷したのは、「御神渡り」が現れた2018年以来3シーズンぶりのことです。

13日の諏訪市の最低気温はマイナス7.4℃と、今年に入って最も低い気温となりました。

なお、諏訪湖は結氷していますが、氷の上に乗ることは大変危険です。氷の上へは立ち入らないようにしてください。

「御神渡り」とは? 可能性は?

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「御神渡り」とは、諏訪湖独特の冬の自然現象で、湖が全面結氷し、その一部がせり上がり、筋になる現象のことを言います。諏訪大社の「男神さま(上社)」と「女神さま(下社)」を結ぶ道だといわれており、この筋道の方向や、せり上がり具合などを見て、その年の豊作や世相などを占う神事が行われるそうです。

(参考:岡谷市観光協会、下諏訪観光協会)

13日観測された「全面結氷」の凍結がさらに進めば、3シーズンぶりの御神渡りも期待できます。

この先の諏訪湖周辺の天気は、週末にかけて気温が高くなる予想ですが、来週以降再び気温が低くなる予想ですので、御神渡りも期待もできそうです。