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きょう(14日)は、九州から関東で気温が急上昇。日中は春を思わせる陽気に。一方、北日本は低気圧の影響で荒れた天気となり、猛吹雪に警戒が必要です。

北海道は猛吹雪に警戒

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きょう(14日)午前3時には、前線を伴った低気圧が北海道の西の海上を東よりに進んでいます。北陸や東北、北海道は雪や雨が降っていて、沿岸ほど風が強く吹いています。

このあと低気圧が発達しながら北海道付近を通過するため、北海道では風が急に強まるでしょう。予想される最大瞬間風速は、海上や日本海側北部で35メートル、日本海側南部と太平洋側、オホーツク海側では30メートルと、何かにつかまらないと立っていられないほどの風です。北海道の日本海側では断続的に雪が降るため、猛吹雪となって、見通しがきかなくなる恐れもあります。交通への影響や暴風に警戒して下さい。

また前線が通過する東北や北陸も大気の状態が非常に不安定となるため、午前9時頃までは、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要です。日中は次第に天気が回復してきますが、寒気が流れ込んでくるため、気温の上がり方は鈍いでしょう。朝より日中の方が気温が低くなる所もありそうです。

晴れる所は春のような陽気に

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沖縄や九州から関東は晴れて、日中は日差しがたっぷりです。きのう(13日)よりも気温が高く、3月並みの陽気の所が多いでしょう。最高気温は15度前後まで上がる所が多く、昼間は冬のコートが邪魔になるくらいの暖かさになりそうです。東京は15度と、桜が咲く頃の陽気でしょう。東北の太平洋側も天気が回復して、日差しにホッとできそうです。

昼前後を中心に季節外れの暖かさとなりますが、夕方以降はグッと気温が下がってきます。朝晩と日中との気温差が15度以上になる所もあり、1日の中での気温のアップダウンが体にこたえそうです。また夜は冷たい北よりの風が吹くため、一層寒く感じられるでしょう。仕事などで帰りが遅くなる方は、マフラーや手袋などで万全の寒さ対策をして下さい。