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あす30日から冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側は平地でも広く大雪に、太平洋側も積雪となる所がある予想です。

広範囲で大雪の恐れ

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30日は冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空約1500メートルには平年より10度前後低いマイナス12℃以下の強い寒気が西日本の日本海側まで流れ込んでくる予想です。記録的な大雪をもたらした前回(12月14日から21日)の寒気よりも強く、今シーズンこれまでで最強の寒気となりそうです。

30日から1月1日にかけて北海道の日本海側から山陰、九州北部は雪が降り、平地でも大雪となるでしょう。特に、北陸から山陰を中心に発達した雪雲がかかり、積雪が急増する予想です。降雪が100センチを超える所もありそうです。風も強く、吹雪く所もあるでしょう。立ち往生など交通機関への影響に警戒が必要です。不要不急の外出は避けるようにしましょう。

太平洋側にも雪雲が流れ込み、東海や近畿中部・南部、四国、九州南部の平地でも積雪となる所があるでしょう。車の運転は冬の装備で、無理のないようになさって下さい。

1月2日以降も北海道から北陸を中心に雪が強く、さらに積雪が増えそうです。ナダレや屋根からの落雪にご注意下さい。影響が長引く恐れがありますので、食料や燃料の確保をしておくと良いでしょう。着雪による停電に備えて、懐中電灯や暖をとるものも用意しておきましょう。

厳しい寒さ

朝は厳しい冷え込みとなるでしょう。31日と1月1日の朝は全国のアメダスのうち約8割でマイナスの気温となるでしょう。本州でも氷が張るような冷え込みとなりそうです。

最高気温は広く平年を下回るでしょう。北海道はマイナス10℃ほど、東北北部もマイナス5度くらいと、厳しい寒さです。東北南部は0度くらい、関東から九州も10℃に届かず、5℃前後までしか上がらない日がありそうです。冷たい北風が吹きつけて、いっそう寒く感じられるでしょう。

大雪や寒さに警戒が必要な年越しとなるでしょう。最新の気象情報や交通情報にもご注意下さい。