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あす30日は、2020年最後の満月。12月の満月は「コールドムーン」とも呼ばれています。太平洋側はチャンスあり。ただ風と寒さ対策が必須に。一方、日本海側は強まる雪に警戒を。

2020年最後の満月 「コールドムーン」

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月ごとに満月の名称がありますが、12月の満月は「コールドムーン(Cold Moon)」とも呼ばれています。寒さが厳しくなる12月にピッタリの名称です。

今夜(29日)も満月に近い月が見られますが、あす(30日)は日の入りと同時くらいに月が昇り始めます。東京の月の出は16時37分です。静かな年末年始が呼びかけられる中で、静寂な夜を照らす満月。観察できる所は?

太平洋側はチャンスあり 日本海側で雪強まる

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あす(30日)満月が見られそうなのは、九州南部や四国の太平洋側、東海、関東、東北と北海道の太平洋側など。すっきり晴れる所は少ないですが、満月を観察できるチャンスありです。特に九州から関東は朝にかけて、東北の太平洋側は昼頃にかけて雨が降る所が多く、雨上がりで空気が澄んでくるでしょう。ただ、夜はグッと冷え込み、風も強まります。しっかり寒さ対策をして、満月を楽しみましょう。

一方、日本海側は次第に雪の範囲が広がり、局地的にカミナリを伴うことも。満月どころか、ふぶいて見通しが悪くなる所もあるでしょう。あすは次第に強い冬型の気圧配置に変わり、1月1日頃にかけては日本海側を中心に大雪が予想されています。今後の情報に注意して下さい。