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28日は、九州から東海を中心に雨が降り、関東も南部で冷たい雨になるでしょう。30日から日本列島に強い寒気が流れ込みます。日本海側を中心に大雪や大荒れの恐れがあります。

28日 久しぶりに雨らしい雨も 関東南部では冷たい雨に

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28日は、本州付近を気圧の谷が通過する見込みです。九州や四国、中国地方は明け方まで雨が降るでしょう。日中は次第に晴れる見込みです。近畿から東海では、昼頃にかけて、雨が降る所が多いでしょう。関東も南部に雨雲がかかる見込みです。標高の高い所や甲信では、雪になりそうです。北陸から北海道の日本海側は、雨や雪が降る所があり、カミナリが鳴ることもあるでしょう。

最高気温は、平年より高い所が多いですが、北海道は真冬並みになる予想です。関東も雨雲がかかる地域で、真冬並みになるでしょう。

さて、12月26日までの30日間の降水量の合計は、九州から関東を中心に、平年の20パーセント以下の所が多くなっています。久しぶりの雨らしい雨になる所もあるでしょう。

29日 東北北部や北海道は夜は広く雪 降り方が強まことも

29日は、日本海北部で低気圧が発生し、東北北部を通過する可能性があります。晴れ間が出る所が多いですが、東北北部や北海道では、夜は雪が降り、降り方が強まることがあるでしょう。

30日から強い寒気 山陰付近に発達した雪雲かかり続ける

30日から日本列島に強い寒気が流れ込みます。北海道や東北は雪、北陸では降り始めは雨でしょう。北風が吹きつけ、特に東北の日本海側を中心に、平地でも本格的な雪になる見込みです。北陸では、雪に変わり、山で雪雲が発達するでしょう。また、日本海では、北風と西風がぶつかり、雪雲が発達します。この雪雲が、山陰付近に流れ込み、同じような所にかかり続けるでしょう。一気に積雪が増えることも考えられます。九州も北部を中心に雪が降る見込みです。近畿南部や東海にも雪雲がかかり、関東でも夜は茨城県や千葉県で雪になることがあるでしょう。

31日大晦日~1日元日 寒気の流れ込み続く 2日~3日も雪降り続く

31日大晦日から1日元日にかけても、寒気の流れ込みが続きます。風は次第に西風に変わります。北海道や東北では山沿いを中心に発達した雨雲がかかり、雪雲は太平洋側にも流れ込むでしょう。北陸では平地でも本格的な雪になりそうです。山陰の雪の峠は越えるでしょう。平地で雨に変わる所があり、なだれや雪どけによる道路状況の悪化に注意が必要です。

2日から3日も、北海道から北陸を中心に雪が降り続くでしょう。

大雪に警戒

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30日頃から流れ込む強い寒気の影響で、日本海側を中心に大雪や大荒れになる恐れがあります。今月14日から21日にかけて、日本列島に強い寒気が流れ込み続けました。山沿いを中心に大雪に見舞われ、新潟県や群馬県の関越自動車道で、多数の車両の立ち往生が発生しました。このときに、大きな影響が出なかった平地や山陰などでも車の立ち往生などが発生することも考えられます。車で移動されるという方は、ひざ掛けや毛布、飲み物や食べ物も準備しておくなど、万が一に備えて下さい。雪道で立ち往生してしまったら、排気ガスが車内に流れ込み、一酸化炭素中毒の危険があります。原則、エンジンは切ってください。

1月5日頃からも日本列島に強い寒気が流れ込む見込みです。tenki.jpの2週間予報によりますと、再び日本海側を中心に雪が降り、太平洋側も厳しい寒さでしょう。

水道凍結にも注意と対策を

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関東など晴れる地域でも、朝は氷が張るほどの冷え込みが続く所が多い見込みです。水道凍結の対策もしておくとよいでしょう。