メイン画像
メイン画像

きょうも北陸や北海道を中心に雪の強まっている所がありますが、年末年始は大雪の範囲が大幅に広がるおそれがあります。普段雪の降らない所でも積雪となる可能性があるため、数日中にしっかりとした雪への対策を行ったほうがよさそうです。

一旦冬型緩む

画像A
画像A

きょう26日は、日本付近は冬型の気圧配置となっていて、北海道は暴風雪となっている所があるほか、北陸でも雪が強まって積雪の増している所があります。

あす27日になると冬型の気圧配置は一旦緩むものの、30日頃から再び強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心とした広範囲で雪が降る予想です。

年末年始は「数年に一度」レベルの寒波

画像B
画像B

日本付近は、30日頃から再び冬型の気圧配置となり、年末年始としては5~6年に一度の強さとなる寒気が南下する見込みです。

北海道や東北の日本海側や北陸、山陰では、山沿いだけでなく平地でも大雪となるおそれがあります。

また、日本海側だけにとどまらず、名古屋や大阪などの太平洋側の一部にも雪雲が流れ込むとみられ、普段雪の降らない地域でも雪への備えが必要です。

年明けにかけて断続的に大雪、平年の約3倍も

画像C
画像C

年末に流れ込む強い寒気も日本付近で年を越し、少なくとも年明け1月5日頃まで、強い冬型の気圧配置が続くとみられます。

このため、北海道や東北の日本海側と、北陸、山陰を中心に、大雪や大荒れの天気が断続的に続くおそれがあります。

気象庁が24日に発表した早期天候情報によると、30日頃からは、地域によって、降雪量が5日間降雪量で平年の約2倍~3倍となる可能性があるとのことです。

大雪だけでなく風も強まる所があるため、積雪や吹雪による交通への影響のほか、落雪や雪崩にも注意が必要です。

年末年始の移動は慎重に

コロナ禍とはいえ、年末年始は普段よりも移動する機会が多くなります。車を使用する際などは、最新の雪の予想や道路状況の確認をお願いします。

また、移動を控える方も、普段雪の多い地域、少ない地域にかかわらず、雪への備えについて、いま一度確認を行ったほうがよさそうです。