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きょう23日も、太平洋側の地域では晴れて空気が乾燥しています。きのうまでの30日間の降水量は、前橋市や甲府市などで0ミリ、神戸市や福岡市でも平年の1%など太平洋側で少なくなっています。あすは広く雨や雪となり、空気の乾燥はいくぶん解消されそうです。

降水量 太平洋側で平年より大幅に少ない

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先日の大雪では、日本海側の山地で記録的な降雪、積雪となった所がありましたが、太平洋側の地域では、降水量が少なくなっています。きのう(22日)までの30日間の降水量をみると、北海道の太平洋側の地域、関東から九州にかけて、降水量は平年の20%未満の所が多くなっています。きのうまでの30日間の合計降水量は、東京都心は16.5ミリで平年の25%、名古屋市は10.5ミリ(平年比18%)、大阪市は3.0ミリ(平年比6%)、福岡市は0.5ミリ(1%)など、いずれも少なくなっています。

降水が少ないことに伴って、空気が乾燥しています。午後1時30分までの最小湿度は、東京都心は31%、名古屋市は49%、大阪市は45%、福岡市は43%となっています。また、きょう(23日)午後1時30分現在、北海道の太平洋側、関東から九州にかけての太平洋側の地域を中心に、乾燥注意報が発表されています。兵庫県の南部では、今月11日からきょうまで乾燥注意報が継続して発表されています。なお、神戸市のきのうまでの30日間の合計降水量は、0.5ミリで平年の1%と、かなり少なくなっています。

あすは広く雨や雪 久しぶりの雨の所も

あす(24日)は、低気圧からのびる前線が通過する北海道や東北、北陸は雨や雪が降るでしょう。また、別の低気圧が日本の南の海上を進むため、九州から中国・四国、近畿も雨で、東海にも一部雨雲がかかりそうです。雨の降るのが久しぶりという地域もあり、空気の乾燥はいくぶん解消されるものの、まとまった雨にはならない見通しです。

一方、関東は、雲は広がるものの、雨はほとんど降らない見込みです。