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14日午後3時現在、北海道と東北の200地点以上で最高気温0℃未満に。明日15日も、北海道や東北は各地で真冬日の予想で、一部を除いて全国的に真冬並みの寒さとなるでしょう。

北海道や東北の200地点以上で日中も氷点下

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14日、日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。北海道から東北にかけての上空1500メートル付近には、-6℃以下の平地でも雪になるほどの強さの寒気が流れ込んでいます。

今朝は北海道を中心にグッと冷え込み、全国で今シーズン初となる-20℃以下の気温を観測しました。

日中も、雪雲がかかっている北海道から東北の日本海側の地域を中心に真冬のような寒さとなり、朝よりも日中の方が気温が下がった所、または横ばいとなった所が多くなりました。14日午後3時現在、全国の気温の観測地点約920地点のうちおよそ4分の1にあたる218地点で、最高気温が0℃未満となっています。なお、日最高気温が0℃未満の日を「真冬日」と言いますが、昨日13日までの今シーズンの真冬日は、123地点が最多となっています。今日、このまま夜まで各地で気温が上がらなければ、今シーズン初の真冬日地点200地点以上となる見込みです。

今日14日午後3時までに、全国(※富士山除く)で最も最高気温が上がらなかったのは、青森県八甲田山系の酸ヶ湯で-7.8℃でした。なお、この気温は未明に観測されたもので、日中は更に気温が下がり、午後3時の気温は-10.6℃でした。

続いて北海道上川町で-7.5℃、北海道美深町-7.4℃でした。

明日15日も北海道や東北で真冬日の予想

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明日15日も冬型の気圧配置が続き、日本付近への寒気の流れ込みは更に強まるでしょう。明日も日本海側を中心に雪や雨で、北海道から東北にかけての地域では、日最高気温0度未満の真冬日が予想されています。各地の予想最高気温は、旭川で-6℃、札幌で-3℃、青森で-2℃、盛岡や秋田でも-1℃の予想です。

その他の地域でも、関東などの一部を除いて、全国的に真冬並みの寒さが続くでしょう。※14日19時39分 一部記事を修正しました。