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14日から日本列島に真冬並みの寒気が流れ込む見込みです。北陸付近では荒れた天気になり、山沿いでは大雪の恐れがあります。山陰でも平地で雪が降り、積雪になる可能性があります。

12日~13日 東北北部まで寒気南下

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12日は、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置でしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、東北北部まで流れ込む見込みです。平地で雪の目安の寒気です。北海道や東北北部の日本海側を中心に雪が降る見込みです。東北南部の日本海側や北陸から山陰では、雨が降る所があるでしょう。

13日は、前線を伴った低気圧が、夜に東北北部付近を通過する見込みです。東北北部を中心に太平洋側も含めて雪が降り、降り方が強まるでしょう。

14日 九州まで真冬並みの寒気流入 北陸では荒れた天気に

低気圧や前線が通過したあと、日本付近は再び冬型の気圧配置になる見込みです。14日は、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、九州北部まで流れ込む予想です。真冬並みの寒気です。北海道や東北では日本海側を中心に雪が降るでしょう。北陸では西風が強まり、平地でも雪になり、降り方が強まることがある見込みです。風は次第に北よりに変わり、発達した雪雲がかかるのは山沿いが中心になりますが、荒れた天気になる恐れがあります。近畿から山陰にも、日本海で発生する雪雲がかかるでしょう。九州北部でも、雪が舞うかもしれません。

15日~16日 本州への寒気の流れ込み強まる 山陰では平地でも積雪か

冬型の気圧配置は、16日にかけて続く見込みです。今のところの予想では、本州への寒気の流れ込みが特に強まるのは、15日から16日です。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、本州を覆う予想です。北海道から山陰には、日本海で発生した雪雲の流れ込みが続くでしょう。北陸では山沿いで大雪になり、平地でも積雪の恐れがあります。日本海では、北風と西風がぶつかり、雪雲が発達するでしょう。発達した雪雲が、山陰付近にかかる見込みです。山陰では、平地でも積雪になる可能性があります。

雪雲は太平洋側にも流れ込むでしょう。東北の太平洋側や東海の平地でも雪が降り、積雪になる所がある見込みです。近畿南部や四国も、山沿いを中心に雪が降るでしょう。

17日は積雪のあとの雨 足元注意 18日には次の寒気

17日は、冬型の気圧配置は次第に緩み、寒気も一旦北上するでしょう。北海道を中心に雪が続きますが、東北や北陸の平地では雨に変わる所が所が多い見込みです。積雪したあとの雨で、足元が悪くなることがありますので、お気をつけ下さい。

18日には、日本付近は冬型の気圧配置になり、再び強い寒気が流れ込むことが予想されます。

今後、最新の気象情報をご確認し、積雪や路面凍結による交通への影響にご注意ください。