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きょう(15日)午後4時20分頃、東京都豊島区から富士山の頂上付近に太陽が重なる「ダイヤモンド富士」が見られました。あすもチャンスあり。夕方の空に注目。

日の入り前の太陽がダイヤのように

きょう(15日)午後4時20分頃、東京都豊島区のサンシャイン60から「ダイヤモンド富士」が見られました。

「ダイヤモンド富士」とは、富士山の山頂付近から朝日が昇る瞬間、または富士山の山頂付近に夕日が沈む瞬間に、太陽と富士山の山頂が重なって、太陽がダイヤモンドのように輝いて見える現象のことです。

きのう(14日)も豊島区では日没直前の太陽が、富士山にほぼ重なるように沈んでいきました。きょう(15日)は富士山の頂上と太陽の位置がちょうど重なって見えました。

あすもチャンスあり

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ダイヤモンド富士が見られる条件は、①富士山が東か西の方向に見える場所であること、②富士山の方角が晴れていること、の2つで、この条件がそろえば、年に2回ダイヤモンド富士が見ることができます。

ダイヤモンド富士が見られる期間と場所は、富士山と太陽の方角が一致するタイミングでそれぞれ異なります。図の中で明るい緑色で表示されている地域では、晴れていればここ数日間にダイヤモンド富士を見ることができる場所です。

あす(16日)夕方も関東は晴れる見込みで、東京都心や千葉県、茨城などの一部で、日没にダイヤモンド富士を見られる可能性があります。日が傾いてきたら、ぜひ富士山を眺めてみて下さい。