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この先も暖かい空気の流れ込みが続き、金曜日頃がピークに。関東以西は11月後半になっても20度を超える日が続きそう。

冷え込まない朝 けさより大幅に気温が高い所も

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きょう(15日)も本州付近には暖かい空気が流れ込んでいます。上空1500メートル付近で6度以上、晴れれば気温が20度を超えるような暖気が関東付近まで流れ込んでいます。きょう鹿児島では最高気温(午後3時まで)が25.1度まで上がり、11月中旬以降で夏日になったのは4年ぶりのことです。

この暖かい空気の流れ込みに加えて、今夜からあす(16日)の朝にかけて北日本を中心に曇りや雨の所があり、冷え込みが緩むでしょう。あすの最低気温は10月中旬から下旬並みの所が多く、けさより気温が大幅に高くなるのが北海道や北陸です。氷点下まで下がる所は北海道の内陸など、ごく一部に限られるでしょう。

金曜日まで全国的に高温傾向

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暖かい空気の流れ込みのピークは20日(金)頃。原因は低気圧です。19日(木)から20日(金)にかけて低気圧が日本海から北海道付近に進み、この低気圧に向かって、この時期としては暖かい空気が流れ込むでしょう。20日(金)は北日本を中心に雨や風が強まるおそれがあります。また気温が高いため、北海道も広く雨になるでしょう。

最高気温は20日(金)にかけて全国的に平年より高く、関東以西では週末にかけても高温傾向が続く見込みです。

九州から関東では20度を超える所が多く、東京では19日(木)から21日(土)の3日連続で20度以上の予想です。東京の最高気温が11月後半に20度以上の日が3日間続けば「5年ぶり」。また25度近くまで上がる所もあり、福岡や鹿児島などでは夏日になる可能性もあります。先週の冷えた日は、初めてニットや冬物のコートを出したという方が多かったかもしれません。ただ今週は極端な冷え込みはなく、昼間は薄着、朝晩は秋物のコートや厚手の上着などで調節すると良さそうです。