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関東地方は12日と13日の朝は特に冷え込みが強まりそうです。内陸部では3度から4度と霜が降りるほど、都心は6度から7度くらいの冷え込みでしょう。紅葉の色づきも一気に進みそうです。

10日の朝 都心は8度台に

関東地方は10日(火)の朝は冷え込みが強まり、今シーズン一番の冷え込みとなった所が多くなりました。宇都宮は3度を下回り、水戸、さいたまなどでは5度を下回りました。都心の朝の最低気温は8.6度と、今シーズン初の8度台となりました。

関東地方はこの先も晴れの天気が続きそうです。ただ注意なのは朝晩の冷え込みです。

木曜・金曜の朝はさらに冷え込み強まる

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晴れると放射冷却が強まります。放射冷却とは、地面の熱が放出されて気温が下がることです。晴れている日の夜は遮る物がないため、上空へ熱が逃げていきやすくなります。上空にはまだ寒気も残っているため、特に12日(木)と13日(金)の朝は冷え込みが強まりそうです。都心は6度くらいと、今シーズン一番の冷え込みをさらに更新しそうです。内陸部では3度~4度と霜が降りるほどの冷え込みになるでしょう。宇都宮ではすでに11月5日に初霜が観測されていますが、さらに新たな初霜の便りが届きそうです。

南部でも紅葉の見ごろを迎えている所も

関東地方では朝晩の冷え込みの強まりとともに、紅葉の色づきもだいぶ進んできました。北部はピークを迎えているかピークを過ぎた所が多いですが、南部の山沿いでは見ごろを迎えている所が多くなっています。

都内でも、井の頭恩賜公園やイチョウで有名な明治神宮外苑など、色づき始めている所もあります。最低気温が8度を下回る日が続くと、紅葉が進むと言われています。都心なども今週はいよいよ8度を下回る日がありそうですので、一気に紅葉が進むでしょう。11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎える所が多いですので、今から紅葉狩りの計画を立てておくのも良さそうです。