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あすは、二十四節気の立冬です。暦通りにあすの雨を境に、東北地方の山々は雪景色へ変わるでしょう。平地の紅葉は見頃の所が多く、来週は東北北部での初雪が積もるおそれがあります。

東北地方の紅葉 北部は終盤 南部は平地で見頃

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東北地方の紅葉の見ごろは、次第に平地へと移りつつあります。写真は11月1日の宮城県大崎市にある鳴子峡の様子です。山から谷まで目に映るすべてが錦に色づいて、岩肌や川の流れとのコントラストは絶景です。来週の東北地方は平地でも雪の積もる所がありそうです。紅葉狩りの計画は早めがおすすめです。

7日(土)暖かな立冬

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寒冷前線が北海道付近を通過して、東北地方には暖かく湿った空気が流れ込む予想です。日本海側は秋田県と山形県を中心に雨の降る所が多いでしょう。雷を伴うこともありそうです。太平洋側は沿岸地域を中心に晴れ間がありそうです。

【気温】

流れ込む暖気の影響できょうよりも高い所が多いでしょう。最高気温は20度以上となる所があります。厚手の上着では暑く感じられそうです。服装選びにはお気をつけください。

8日(日)一気に冬へ

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前線が東海上へ抜けて、西高東低の冬型の気圧配置になるでしょう。次第に寒気が流れ込む予想です。日本海側を中心に雨が降り、夜には標高の高い所から雪に変わるでしょう。大気の状態も不安定になり雷を伴って雨や雪の強まることがありそうです。

【気温】

暖かな空気の影響が残り、朝の気温は平年より高く、最高気温も平年より高い予想です。ただ、夜の気温は、流れ込む寒気の影響でグッと下がる予想です。西よりの風も強まり、冷たい風で一層寒く感じられそうです。8日(日)夜から9日(月)の朝にかけては、風の抜ける橋の上や標高の高い所など、路面の凍結する恐れがありますので、車の運転の際には十分にお気をつけください。

9日(月)~10日(火) 青森県 初雪が積雪に

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冬型の配置となり、8日(日)夜から流れ込む寒気は、10日(火)にかけて強まる予想です。東北北部上空1500メートル付近には12月中旬並みのこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。青森県では9日(月)~10日(火)にかけて平地でも雪となり、シーズン初の積雪となるおそれがあります。交通障害にご注意ください。