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2日(月)は広く雨が降り、雨のあと寒気が流れ込みます。3日(火)から4日(水)は、北海道や東北北部で雪が降るでしょう。8日(日)は、北海道の上空に真冬並みの寒気が流れ込む予想です。

2日(月)~3日(火)朝にかけて寒冷前線が通過 前線通過後は寒気流入へ

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2日(月)は、日本のはるか東に中心を持つ高気圧のふちを回って、本州付近に湿った空気が流れ込むでしょう。3日(火)朝にかけて、寒冷前線が日本列島を通過する見込みです。

九州から北海道にかけて、曇りや雨でしょう。前線が通過するときは、雨脚が強まります。東北の日本海側を中心に、カミナリが鳴ることもあるでしょう。

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前線の通過後は、次第に寒気が流れ込みます。3日(火)は、雨は一旦止む所が多いですが、広く西または北よりの風が強まり、午後は北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雨雲がかかる見込みです。標高の高い所では、雪になるでしょう。北海道では、夜は平地でも雪に変わる所がありそうです。

4日(水) 寒気ピークへ 北海道や東北北部で雪 積雪も

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寒気の流れ込みのピークは、4日(水)です。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、東北北部まで流れ込むでしょう。平地で雪の目安とされる寒気です。北海道や東北北部では、雪が降る所が多く、積もる所もあるでしょう。普段、雪に慣れている地域でも、シーズン初めの雪は、車の運転では事故が起こりやすくなります。雪が降る前に、雪道用のタイヤを必ず装着して下さい。雪だけでなく、西風が強めに吹く見込みです。

関東甲信越の山でも、3日(火)夜から4日(水)朝にかけて、雪になり、積もる所があるでしょう。峠越えの車は、雪用のタイヤで、いつも以上に慎重な運転が必要です。

5日(木)は晴れる所が多い 6日(金)~7日(土)は曇りや雨 雨雲発達か

5日(木)は、本州付近は移動性の高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。6日(金)は、高気圧は日本の東へ中心を移し、本州付近に南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。曇りや雨の所が多くなり、7日(土)にかけて、九州から関東を中心に、発達した雨雲がかかる可能性があります。最新の気象情報をご確認下さい。さて、この雨のあとも、寒気が流れ込みます。

8日(日)は北海道や東北北部は再び雪 北海道で雪雲発達か

8日(日)は、千島近海で、低気圧が発達する見込みです。寒気の流れ込みは、今のところの予想では、北日本が中心で、東北北部まで4日(水)に予想される寒気と同じくらいか、強い寒気が流れ込むでしょう。北海道や東北北部では、再び西または北よりの風が強まり、雪が降る見込みです。積もる所もあるでしょう。さらに、北海道の上空5500メートル付近では、マイナス33℃以下の寒気が、一時的に流れ込む可能性があります。真冬並みの寒気です。このような場合は、平地でも雪雲が発達することが考えられます。最新の気象情報を確認し、本格的な雪への備えもしておくとよいでしょう。