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きょうは、北海道から沖縄にかけて広く晴れますが、注意点が3つあります。1つめは「北陸から北を中心に、霧が発生すること」です。車の運転などは注意が必要です。2つめは「広い範囲で、空気が乾くこと」です。洗濯や布団干しにもおススメですが、火の取り扱いには、十分ご注意ください。3つめは「朝晩と日中の気温差が大きいこと」です。紅葉狩りなどお出かけの方は、服装選びにお気を付けください。

天気の注意点は?

きょうは、本州付近は、移動性の高気圧に覆われるでしょう。朝までは、北陸から北の日本海側で、雨の降る所がありますが、日中は、全国的に気持ちよく晴れそうです。

今週末は、宮城県の鳴子峡や岐阜県の白川郷、鳥取県の大山などでも、紅葉が見ごろとなっていますが、紅葉が色づいている所では、青空とのコントラストを楽しめるでしょう。

ただ、天気の注意点は、まず「北陸から北を中心に、午前中は霧が発生すること」です。午前5時現在、北陸から北の広い範囲に「濃霧注意報」が発表されています。濃い霧で見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転などは、いつも以上に慎重にしてください。

さらに「広い範囲で、空気が乾くこと」も注意点です。日中は、カラッと晴れるので、洗濯物は良く乾いて、布団を干しても、ふっくらと気持ち良く仕上がるでしょう。ただ、午前5時現在、本州や九州の所々に「乾燥注意報」が発表されています。日中も空気の乾いた状態が続きますので、お出かけ前には、火の元の確認を忘れないでください。

気温の注意点は?

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今朝は、仙台や東京、名古屋、金沢、大阪、鳥取、高松など、東北から中国、四国を中心に、今シーズン一番の冷え込みになっています。午前5時までの最低気温は、東京や名古屋では、今シーズン初めて、10℃を下回りました。

日中は、たっぷりの日差しが気温を押し上げるでしょう。最高気温は、那覇は25℃を超えて、夏日が続きそうです。九州から関東は、20℃前後の所が多いでしょう。東北や北海道は15℃前後の予想です。

ただ、気温の注意点は、内陸部を中心に「朝晩と日中との気温差が大きいこと」です。最低気温と最高気温の「差」は、本州の内陸部では15℃以上の所もあるでしょう。

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この気温差には、「朝晩と日中の差」のほかにも、前日差、屋内外の差などがありますが、きょうは、東北南部から九州では、寒暖差による肌荒れのリスクが高まる所もありそうです。寒暖差が大きいだけでなく、広い範囲で空気が乾いてくるので、お肌へのダメージも大きくなるおそれがあります。重ね着による体調管理はもちろん、保湿などのスキンケアも、心がけてください。