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前線を伴った低気圧の影響で、四国地方ではこれからあす23日明け方にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水・河川の増水に注意してください。また南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

低気圧の影響であす明け方にかけて大雨のおそれ

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あす朝にかけて前線を伴った低気圧が四国の南岸を進む見込みです。このため四国地方では、あす朝にかけてまとまった雨となるでしょう。特に低気圧が近づく今夜からあす明け方にかけては、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨の降る所があり、警報級の大雨となるおそれがあります。

あす明け方にかけて予想される雨量は、太平洋側の多い所で200ミリ、瀬戸内側の多い所で180ミリとなっています。雨の強まる時間帯が周囲の状況が把握しづらい夜間中心となります。周囲の変化・雨の降り方に注意して、今のうちからできる備えをしておきましょう。

あす午後は晴れ間戻るも、北寄りの風が吹き、夜は冷え込む

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きょうは日差しはないものの、南寄りの暖かな空気が流れ込み、日中の気温は四国各地で22度前後まで上がった所が多くなりました。あすは朝まで雨となりますが、その後は前線や低気圧は次第に遠ざかって晴れてくる見込みです。ただ天気図を見てみると、西高東低の冬型の気圧配置となり、等圧線に沿って上空には北から冷たい空気が次第に流れ込んでくる見込みです。また北~西寄りの風がやや強く吹くでしょう。高松・徳島・松山・高知のあすの予想最高気温は23度前後ですが、風があるため気温よりも肌寒く感じ、夜はぐっと冷え込んできそうです。風を通しにくい衣服や、帰りが遅くなる方は厚手の上着を選ぶとよいでしょう。また朝、傘を持って行かれた方は置き忘れにも気をつけましょう。