メイン画像
メイン画像

今夜20日から25日頃にかけて、日の入り後の南から南西寄りの空に、月が木星と土星に接近して見えます。今夜は全国的に晴れて絶好の観測日和ですので、ぜひ空を見上げてみてください。

今夜から 月が木星と土星に接近

画像A
画像A

10月下旬は、日の入りから1時間ほどたって辺りが暗くなってきた頃、南から少し西よりの空には木星と土星が寄り添うように輝いて見えます。秋の星座は明るい星が少ないこともあり、これら2つの惑星はかなり目立って見えるため、すぐに見つけられるでしょう。

今夜20日から25日にかけて、これらの2つの惑星に月が接近して見えます。中でも22日から23日は上限の月が2つの惑星にかなり接近して見え、特に22日は東側から土星、木星、月がほぼ等間隔に並び、美しい眺めになりそうです。

観測可能な時間帯も日の入り後すぐと、比較的観測のしやすい時間となっていますので、今夜から週末にかけての夜の天体ショーを、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

今夜20日は全国的に観測のチャンス! 星空指数は全国的に高指数に

画像B
画像B

気になる天気ですが、今夜20日は日本付近は広く高気圧に覆われるため、全国的に晴れるでしょう。星空指数も各地高指数となっていて絶好の観測日和となりそうです。

ただ、この時期は日中と夜との気温差が大きくなります。夜はぐっと冷えますので、防寒対策をしっかりするようにしましょう。

この後も何日か観測のチャンスも 諦めないで

画像C
画像C

今夜を逃しても、この先何度か観測のチャンスはありそうですが、天気は周期的に変化します。

木星、土星、月がかなり接近して見える22日から23日にかけては、低気圧や前線の影響を受けるため、雨や曇りの地域が多くなるでしょう。24日から25日にかけては西から高気圧が張り出して広く晴れるため、再び観測のチャンスがありそうです。