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台風14号は、あす10日の朝から昼前にかけて、近畿地方に最も近づく見込みです。雨と風が強まり、大荒れの天気になる恐れもあるため、大雨や暴風、高波に厳重な警戒が必要です。

雨と風の見通し

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近畿地方では、きょう9日からあす10日の午前中にかけては、広く雨が降るでしょう。今夜遅くからあすの午前中にかけて、紀伊山地周辺では1時間に50ミリから60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。北部と中部でも、1時間に30ミリの激しい雨が降る所があるため、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒・注意が必要です。また、あす10日にかけては海上を中心に風が強まり、南部の海上ではウネリを伴って猛烈なシケとなる恐れがあります。暴風や高波にも警戒・注意をしてください。

雨の警戒・注意点

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紀伊山地周辺を中心に、降り始めからの雨の量が多くなるため、土砂崩れが発生する恐れがあります。大雨の際は、雨が降っている時だけでなく、止んだ後も油断は禁物です。斜面にひび割れが見られるなどの土砂災害の前兆現象が発生した場合は、既に崖が崩れ始めている恐れがあるため、そのような時は速やかに危険な場所から離れるようにしてください。

風の警戒・注意点

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あす10日にかけて、海上だけでなく都市部や内陸部でも風が強まる見込みです。既に雨と風が強まっている所もあるため、無理のない範囲で、植木鉢など飛ばされやすい物を家の中に入れるようにしてください。また、飛ばされてきた物で窓ガラスが割られる恐れもあるため、カーテンをしっかり閉めたり、飛散防止フィルムを貼ったりするなどの対策が必要です。