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きょう6日、衛星画像を見ると、東シナ海に「カルマン渦」といわれる渦状の雲が見られました。

カルマン渦出現

上の画像は、きょう午前9時の気象衛星画像です。済州(チェジュ)島の南に「カルマン渦」といわれる渦状の雲が連なっているのが見られます。この付近に北よりの冷たい風が吹き込んだことで、出現したと考えられます。

カルマン渦とは?

流れの中に置かれた物体の風下方向には「カルマン渦」と言われる不思議な渦巻きができることがあります。このような渦巻きは雲でも見られることがあります。特に、冬型の気圧配置になった時に済州(チェジュ)島などの風下で、このような雲がしばしば現れます。

これから冬にかけて、冬型の気圧配置になった時には衛星画像にも是非、目を向けてみて下さい。このような不思議な渦状の形の雲が見られるかもしれません。