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きょう5日の夜は「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所が多くなっています。きょう5日は18時52分頃から55分頃にかけて北海道から近畿を中心に見られるチャンスがあります。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

今夜の天気は?

きょう5日の夜は、北海道の日本海側は雲に覆われ、雨雲のかかる所もあるでしょう。太平洋側は大体晴れそうです。東北は北部ほど雨雲がかかるでしょう。南部では晴れて「きぼう」を見られる所が多くなりそうです。関東や北陸は雲が広がりやすいですが、雲の切れ間から見られる可能性があります。東海から九州はおおむね晴れるでしょう。東海や近畿を中心に観察に良さそうです。