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向こう1か月、広く秋晴れの日が多くなりそうです。気温は全国的に高温傾向で、紅葉の色づきはゆっくりでしょう。

天気は秋らしい周期変化 季節の進み方はゆっくり

気象庁はきょう(1日)、1か月予報を発表しました。それによりますと、向こう1か月、全国的に天気は秋らしく数日の周期で変わる見通しです。関東や東海は期間の前半、平年より高気圧に覆われやすいため、晴れの日が多い予想です。気温は、全国的に暖かい空気に覆われやすいため、高温傾向です。季節の進み方はゆっくりで、紅葉の色づき方は平年より遅めでしょう。

1週目(10月3日~9日)

1週目の天候の特徴は、「東日本の太平洋側(関東・東海)で、降水量が少なく、日照時間が多い」ということです。天気は数日の周期で変わるものの、高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れる日が多い予想です。秋晴れの空の広がる日が多くなりそうです。そのほかの地域も天気は数日の周期で変わりますが、東日本の日本海側と沖縄・奄美は、雨がやや少ない傾向が予想されます。

一方、気温は北日本と東日本は平年より高く、沖縄・奄美は平年並みか高い予想です。西日本は平年並みの予想です。8日は二十四節気の「寒露」で、朝降りている露が冷たく感じられるころです。日中、気温が高くでも、朝晩はヒンヤリする日が増えてくるでしょう。

2週目(10月10日~16日)

2週目の天候は、全国的に秋らしく周期的に変わるでしょう。沖縄・奄美は、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れる日が少ない予想です。

気温は、北日本と西日本、沖縄・奄美は平年より高いでしょう。特に、沖縄・奄美はかなりの高温が予想され、それぞれ「高温に関する早期天候情報」も発表されています。農作物の管理や、気温の変化に対する体調管理にご注意ください。東日本は平年並みか高いでしょう。

3~4週目(10月17日~30日)

3~4週目の天候は、北日本の太平洋側、東日本、西日本、沖縄・奄美は数日の周期で変わるでしょう。一方、北日本の日本海側では西高東低の気圧配置になる日もあるため、平年同様に曇りや雨の日が多くなる予想です。

気温は、北日本は平年並みか高いでしょう。東日本、西日本、沖縄・奄美は平年より高い予想です。街なかや観光地で私たちの目を楽しませてくれる紅葉ですが、気温が高い傾向のため、色づきの進み方は平年より遅くなりそうです。