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きょう25日、高知県や和歌山県、三重県では猛烈な雨が降りました。午後2時半現在は、東海や北陸、長野県などに活発な雨雲がかかっています。

猛烈な雨を観測

きょう25日、前線を伴った低気圧が本州の南岸沿いを東へ進んでいます。また、台風12号から変わった低気圧が関東沖を北上しています。前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、日本列島は大気の状態が不安定になっています。

明け方は四国に、昼前には紀伊半島に活発な雨雲がかかり、高知県や和歌山県、三重県に相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されました。1時間雨量は高知県室戸岬で130.5ミリ(午前5時51分まで)、三重県尾鷲市で114.5ミリ(午前11時27分まで)、御浜町で94.0ミリ(午前11時5分まで)、和歌山県新宮市で99.5ミリ(午前11時22分まで)の猛烈な雨を観測しました。和歌山県や三重県では、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっている地域があります。危険な斜面には近づかないようにして下さい。

東北や北海道で大雨の恐れ

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午後2時半現在、西日本の大雨のピークは越えましたが、東海から東北にかけて広く雨雲がかかっています。東海や北陸、長野県などに活発な雨雲もかかっています。今夜も東海では激しい雨の降る所があるでしょう。関東甲信でも雨脚の強まる所がありそうです。

東北と北海道では、あす26日にかけて雨が続き、太平洋側を中心に大雨となる恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意して下さい。太平洋側の沿岸部を中心に風が強く、横殴りの雨になる所もあるでしょう。