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あす21日(月)敬老の日、最低気温はこの秋一番低くなる所がほとんど。晴れて日中の気温差が大きくなるため、脱ぎ着のしやすい服装を心がけて下さい。

秋の空気に包まれる 朝はヒンヤリ

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けさ(20日)にかけて、全国的に気温が下がり、全国のアメダスの約半数の地点でこの秋一番低い気温になりました。最低気温は富士山でマイナス2.3度と、この秋2回目の氷点下を観測。北海道の陸別町では午前6時26分に6.3度まで下がり、暖房がほしくらいの朝になりました。あす(21日)はけさより低くなり、いっそうヒンヤリしそうです。

あすは秋雨前線が南の海上へ離れるため、日本列島には秋の涼しい空気が流れ込みます。朝は晴れる西日本を中心にグッと気温が下がるでしょう。最低気温は福岡で17度、札幌も16度と、九州と北海道が同じくらいの気温になりそうです。ただ、日中は高気圧に覆われて広く晴れるため、日中は気温が急上昇。昼間は半袖で過ごせる陽気の所が多いですが、朝晩は羽織るものが欠かせません。服装でうまく調節をする必要があります。

1日の中で気温差20度近くも

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朝晩と日中の気温差が特に大きいのが九州です。内陸では、その差が20度近くになる所もあるでしょう。本県の人吉では、最低気温は12度の予想。最高気温は30度と、その差は18度。朝は10月中旬並みのヒンヤリした空気に包まれますが、日中は9月上旬並みと1日の中で、気温が大きく変動するでしょう。

昨年2019年の今頃は、北海道から初冠雪の便りが届きました。昨年9月20日は利尻山、9月21日は旭岳で初冠雪が観測されています。初冠雪の平年値は旭岳が9月25日、富士山は9月30日と、そろそろ雪化粧をする頃です。地上も少しずつ気温が下がり、日も短くなってきます。急に冷えることもありますので、体調管理には注意して下さい。