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向こう一カ月は、暖かい空気が流れ込みやすく、気温は平年より高い見込みです。夏と秋のせめぎ合いは続くでしょう。特に前半は平年よりかなり高い日もあり、19日からの4連休前半はまだ半袖の出番がありそうです。

9月19日~25日 連休前半は夏日で半袖の出番あり 初冠雪は平年より遅い?

今日(17日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。4連休は前半の19日と20日は広く晴れ間が出ますが、後半の21日と22日は日本海側を中心に雨の所がありそうです。連休前半は内陸を中心に25度以上の夏日の所があるでしょう。日中はまだ半袖の出番がありますが、道内で30度以上の真夏日になる所はない見込みです。道内でその年最後の真夏日が観測されるのは例年では9月4日で、道内の今年最後の真夏日は9月9日に網走地方の斜里で観測した33・1度となりそうです。

また、平年では道内では初冠雪を観測する山もあり、道内で最も初冠雪の早い旭岳の平年日は9月25日となっています。しかし、25日にかけては上空に寒気が流れ込んでも一時的で、旭岳の初冠雪は平年より遅くなる見込みです。例年では9月中旬から下旬に初雪を観測する黒岳でも、今年は10月以降になりそうです。

9月26日~10月2日 太平洋側を中心にぐずついた天気の日も

太平洋側では前線や湿った空気の影響を受けやすく、雨の量が平年よりやや多くなる所もあるでしょう。気温は平年より高めですが、この頃になると最高気温の平年は20度に届かない所が多く、札幌でも9月下旬から10月上旬の最高気温の平年値は19度くらいです。日中の外出にも長袖や羽織る物が必要になるため、少しずつ半袖をしまって衣替えを始めてもいいかもしれません。

10月3日~16日 やっと秋らしい陽気に?

高気圧と低気圧が交互に通り、秋らしい気圧配置となる見込みです。天気は数日の周期で変わり、平年同様、太平洋側とオホーツク海側では晴れる日が多いでしょう。日本海側でも

晴れて全道的に秋晴れとなる日もありそうです。気温は10月中旬にかけても高い予想となっていますが、朝晩と日中との気温差が大きくなる頃で、最低気温の平年値は旭川など5度を下回る所も出てきます。厚手の上着などが少しずつ活躍していきそうです。