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日本付近には所々に発達した雨雲がかかっていて、鹿児島県の十島村諏訪之瀬では1時間に81.0ミリの猛烈な雨が降りました。きょう10日は、西日本から北日本にかけて局地的に「非常に激しい雨」や「激しい雨」が降るため、急な強い雨や落雷に注意が必要です。

奄美では「猛烈な雨」を観測 秋田県でも「激しい雨」

きょう(10日)は日本付近に前線が停滞していて、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。大気の状態が不安定となっていて、西日本から北日本の広い範囲で雨雲が沸いています。鹿児島県の十島村諏訪之瀬では午前8時58分までの1時間に81.0ミリの猛烈な雨が降りました。また、秋田県にかほ市では午前9時25分までの1時間に42.5ミリの激しい雨を観測し、1976年の統計開始以来、9月としての1位の記録を更新しました。午前11時30分現在、秋田県には「土砂災害警戒情報」が発表されている市町村があり、警戒が必要です。

西日本~北日本 「非常に激しい雨」や「激しい雨」に注意を

きょうはこのあとも大気が不安定な状態が続くため、西日本から北日本にかけては、所々で「非常に激しい雨」や「激しい雨」が降るでしょう。特に東海地方には、現在も発達した雨雲がかかっていて、雨量が多くなるおそれがあります。雨脚の強まる時間が、お帰りの時間帯に重なる地域もあります。空模様の変化にご注意ください。